「楽天カード」について

「楽天カード」は発行手数料がかからない上に、年会費が無料のクレジット機能が付いたキャッシュカードです。名前からわかる通り、購入時に使用すると楽天市場のポイントを貯めることができるほか、楽天ポイントカード加盟店でのポイント払い、Edy機能付きにすれば楽天Edyとしても利用できます。

さらに、購入先が楽天市場の場合はポイント4倍(+3倍分)ゴールド会員なら6倍プラチナ会員なら7倍となりますので、楽天市場でお買い物をする人なら無いと損をするカードです。

ほかにも、海外旅行傷害保険が自動付帯していますし、携帯電話の料金を支払うのにも利用でき、その際にもポイントが貯まるので、ただ支払っているよりもお得になる代物です。

「楽天カード」の画像

「楽天カード」を申し込んでから届くまでの流れ

パソコンで申し込む場合は、楽天市場にある「楽天カード入会のバナー」や、トップページ下部にある「楽天カード」のリンクをクリックすることになります。その後、遷移先のページで「楽天カードに入会」ボタンを押すと、必要事項を記入する画面に切り替わりますので、あとは必要事項を書けばOKです。下にあるリンクを押しても、入会画面に移動します。

クリック→楽天カードの内容を確認

「楽天カード入会」の画像

必要事項を入力して申し込むと、「お申し込み受付のお知らせ」というメールが届き、そこに書かれているカード申し込み受付IDで、申し込み後の状況を確認できます。審査にもよると思いますが、申し込みから通常1週間でカードが届くことになっていて、私の場合もジャスト1週間でカードが届きました。簡易書留で来ますので、ポストに投函されて終わりにはなりません。

届くまでの間、「契約内容のご案内」「楽天カード HOW TO メール」「カードお届け直前のご案内」といったメールが一日おきに届きました。場合によっては「新規入会特典Edy500円分のご利用方法のご案内」なんてのも来るでしょう。楽天カードはエントリー&新規入会で7,000ポイント(場合によっては8,000ポイント)といったキャンペーンをよくやっていますので、申し込み画面に行く前にエントリーしておいた方が良いでしょう。

申し込み後に届くメールで案内されていますが、届いたら「楽天e-NAVI」に登録することになります。この楽天カード会員専用オンラインサービス「楽天e-NAVI」への登録で、入会特典2,000ポイント獲得というのは、ずっとやっているキャンペーンだと思います。「楽天e-NAVI」は検索してページに行くか、楽天カードというテキストリンクから行くことになります。他の方法として、楽天市場トップにある自分の名前をクリックして「MyRakuten」に行き、そこにある「楽天グループのmyページ一覧」から行くというのもあります。

「楽天カード」のポイント機能

楽天カードには街にある楽天ポイント加盟店で、楽天スーパーポイントが使える機能が付いています。貯まったポイントは1ポイント1円相当で使用でき、加盟店での支払いを楽天カードで行うと、100円につき2ポイント貯められます。

「楽天カードのポイント機能」の画像

「楽天カード」で携帯電話の支払い

楽天カードで携帯電話の料金を支払うことが出来ます。au、docomo、SoftBankの主要3キャリアが可能ですので、ポイントが貯まらない支払い方をしている人は、切り替えるだけでご利用金額の1%分が楽天ポイントとして還元されてお得です。

なお、楽天カードでのお支払いは毎月27日に引き落としとなっています。さらに、毎月27日の引落日(約定日)に楽天銀行から引き落しがあると、翌月の楽天銀行普通預金金利が2倍になるほか、毎月の引き落しがあるだけで最大9ポイントの楽天スーパーポイントが獲得できます。なお、口座振替なら自動引き落としでの手数料は無料です。

「楽天カードで携帯の支払い」の画像

「楽天カード」に付帯している海外旅行傷害保険

楽天カードには海外旅行傷害保険が自動付帯しています。これは海外旅行中の病気やケガを補償する保険サービスで、疾病治療費・賠償責任・携行品損害も補償の対象となっています。保険金額は最高2,000万円の保険金額となっていますので、海外旅行に行く予定のある方には有難い内容となっています。

ただし、公共交通乗用具や募集型企画旅行の料金を楽天カードで支払った場合(補償期間/日本を出発してから3ヶ月後の午後12時までの旅行期間)に限ります。この保険と同様の保険が付保されているクレジットカードを複数枚持っている場合は、死亡保険金については最も高い額の保険金が支払われます。

「楽天カード海外旅行傷害保険」の画像
「楽天カード海外旅行傷害保険」の画像

「楽天カード」の賢い使い方

女性向けに「楽天PINKカード」がありますが、こちらは男性でも作れるカードとなっています。女性特定疾病補償(男性不可)、ケガの補償、携行品損害補償、個人賠償責任事故補償などがついてるほか、割引特典のあるライフスタイル応援サービスがあります。ただし、付帯サービスはカスタマイズできますが有料です。また、予告なく変更になる場合があります。

楽天カードを「JCB」で作った場合は、電子マネー「nanaco」との合わせ技が可能です。ほとんどのクレジットカードで「nanaco」のチャージは可能ですが、その際に楽天カード[JCB]なら「楽天スーパーポイント」が貯まります。「nanaco」はセブンイレブンで使用できるので、公共料金の支払い等でポイントを貯めることが可能です。

クリック→楽天カードの内容を確認

「楽天カードご利用案内」の画像

「楽天カード」の解約

楽天カードを解約したい場合は、カードを準備したうえで、楽天カード株式会社コンタクトセンターに連絡してください。ホームページ上での解約は受け付けていませんので、0570-66-6910か092-474-6287に、9:30~17:30の営業時間内にかける必要があります。

「楽天カード」をはじめとしたクレジットカードの仕組み

「Credit」を訳すと“信用”とか“信用する”になります。クレジットカードのクレジットは「信用」のことで、使う人を信用したうえで「代わりに払いますよ」という話です。クレジット会社が利用者を信じるから、お金を出さずに買物や食事ができるようになります。その信頼は一定期間ですが、信頼できるかどうかを考えるのが“審査”です。

流れとしてはまず、クレジット会社は利用者がカードを使ったカード加盟店に、その費用を代わりに支払います。その使った分を後で利用者に請求します。なので、その場でお金を持っていなくても使うことが出来るわけです。

クレジット会社の儲けは「分割払い」や「リボ払い」にした時の利息です。あとは年会費や加盟店手数料といったところになりますが、「楽天カード」の場合は年会費をなくし、会員を増やすことで囲い込みを狙っています。カードを作れば加盟店や楽天市場で使った方がお得になるので、競合店舗に顧客を取られる可能性が低くなります。ここに大きなメリットがあります。

また、クレジットカードを持つと、お金を前借できるので借金しやすくなり、借金してもらうと儲かるわけです。加盟店としては利用者が借金ができる分、高い買い物をしやすくなったり、カードしか持っていないお客さんを招き入れやすかったりします。利用者には大金を持ち歩かなくても買い物できるというメリットもあります。クレジット会社に得させたくない方は、借金せずに利用することをオススメします。